Blackcurrant Sangria ≫ Mexico

飲みごろは焙煎から1～3週間ほどです。
時間の経過による風味の変化をお楽しみください。

ひとつのカップで旅する夜。

メキシコの大地が育んだこの豆は、挽いた瞬間、ラズベリーやブラックチェリーの香りが部屋いっぱいに広がります。赤ワインを思わせる濃密な香りがカップを囲み、抽出中に漂うマンゴーやパッションフルーツの甘酸っぱさは、次の一杯への期待を膨らませます。
ひと口でカシスの酸味が弾け、続いて白桃とマンゴーのまろやかな甘さがふわり。冷めると赤ワインの深みが顔を出し、まるでサングリアに変身したかのような意外性のある後味。きっと、夜のひとときが少し違って見えるはずです。

有名農園「フィンカ・ドン・ラファ」

ドンラファの農園は、2019年・2022年と国内のCOEにて入賞（19年 2位、22年19位）を果たしており、極めて高い品質が国外のロースターやバイヤーたちから高評価を受けています。高い品質の理由は特別なことをしているからではなく、ひとつひとつ丁寧な作業を徹底しているからです。

詳しい栽培特徴もお伝えすると、バナナとチャラム (インガベラ) の木による木陰栽培をおこなっております。その中で、完熟したチェリーのみを選び、コーヒーはきれいな水タンクに通され、浮いているチェリーを取り除き、残りは発酵工程へと運ばれます。発酵が完了すると、コーヒーはアフリカンベッドで天日乾燥します。
最終的には、豆の水分量を10.0%～12.0%の範囲内になるように調整しており、優れたコーヒーのみが私たちのもとに届けられるのです。

今回の焙煎度

シナモンロースト（浅煎り）

赤ワインを思わせる濃密な香りと、挽いた瞬間に広がるラズベリーの鮮やかさ。ひと口ごとにカシスの酸味と白桃の甘さが重なり、冷めるとまるでサングリアのような深い余韻が楽しめます。

コーヒー豆の詳細情報